VDT症候群とは、

Visual(ビジュアル) Display(ディスプレイ) Terminal(ターミナル)

の略でパソコンなどのコンピューター液晶表示機器を指します。

VDT作業を長時間行うことに伴い生じる健康障害の総称 VDT症候群です。

IT化に伴い労働者のVDT作業時間が増えた為、労働衛生上の問題が指摘されています。

●症状
VDT症候群では主に
眼・身体・精神・神経 に症状が出現します。

●予防方法

① 直射日光が画面に当たらないようカーテンやブラインドを使用する

② ディスプレイと目は40㎝以上離す

③ 背もたれ付きの椅子に深く腰掛けて背筋を伸ばし、足裏全体が床につくように座る

④ 連続した作業時間は、1時間を超えないようにし、途中1~2回程度の小休止を設ける。

⑤ 他の作業とのローテーションを実施し一日の連続VDT作業時間が短くなるようにする

●事業者が気を付けること

① 作業者が心身の負担を強く感じていたり身体に異常がある場合は、早期に作業環境・方法の改善を図る

③ 有所見者について、医師の意見を踏まえ必要に応じて医療機関の受診、保健指導等の実施、就業内容の変更について検討する

👉労働者、事業者ともに、必要な知識を取り入れていくことが重要です
👉労働時間以外にスマホやタブレットを使用する際も、長時間の使用は避け休憩をとるようにしましょう

参考:VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて(厚労省)、新VDT作業ガイドラインのポイント(厚労省 東京労働局)